
毎年、10月になると全国の街中で馬鹿騒ぎが発生する。
それがハロウィンだ。
コスプレ集団が闊歩する光景は百鬼夜行そのもので、それ自体は問題がないのだが、厄介な点が別に存在している。
本記事はハロウィンにおける若者たちの愚かな振る舞いを糾弾するものである。
★マナー違反
ハロウィンといえば、常軌を逸した馬鹿騒ぎによるマナー違反が物議を醸している。
毎年、10月になる度に投げ捨てられたごみが散乱し、大声が近隣の住民に不快感を与える様は民度が低いと言わざるを得ない。
まるで、日本中が動物園と化したといっても過言ではない「幼稚な振る舞い」には眉をひそめる人も多いようだ。
情けない。
実に情けない。
愚民が激増し、欲望の赴くままに騒ぐ有様は野生の動物と大差がない。
人間が野生化しているといっても過言ではないだろう。
★なぜこんなことに?
非常識馬鹿が増えた原因として考えられるのはマスコミが人を煽り、それに乗せられた者が騒ぎ出す、というものである。
日本人は他人の影響を受けやすく、確固たる自分を持っていないため、一人が騒ぎ出すと便乗する不届き者が後を絶たないのだ。
そのため、馬鹿の影響を受けた奴が眷属となることによって、愚か者が増え続けるという負の連鎖が発生し、警察沙汰に発展する騒ぎを起こすのである。
いい大人がだらしない、と心ある人なら誰もが思うのが今の日本であり、国民のほとんどが自己中人間に成り下がったことによって、良識のある者が減ってしまっている。
このようなことは一刻も早く改善しなければならない。
それは誰もが思っていることであるが、ここで厄介な壁が立ち塞がる。
下手に注意しようものならナイフで刺されるという問題だ。
世知辛い世の中で心身をすり減らしやすい社会において他人の行いに異議を唱えることは相手の攻撃性に火をつけることになるからだ。
人間は我が身が最もかわいいため、こうした危険を避けようとするのだが、それが国民性の悪化に拍車をかけているのである。
★終わりに
マナー違反がなくならないかぎり、ハロウィンはただの騒音である。
一晩中で騒ぐだけ騒いで、夜明けとともに仏頂面で会社に向かう様は哀れで滑稽だ。
不幸な現実から逃げたいがために何もかも忘れて騒ぎたいのは分からんでもないが、人としてのマナーだけは忘れないでほしいものだ。
閑話休題。沙悟浄は河童ではなかった。詳しくはこちらをクリック。