
誰かに仕えるなら、度量が広く、器の大きい人物がいいにきまっている。
ここでは、それとは反対に「こんな上司は嫌だ」という人物を三国志演義の武将から10人選んでみることにした。
以下にその10人の名を挙げる。
★張飛
真っ先に名が挙がるのは張飛だ。
その理由は勿論「粗暴で酒乱」。
アル中暴力男のパワハラに耐えられる奴などいないであろう。
張飛のように同じ失敗を繰り返す奴が上司だと部下は大変である。
武将としての活躍はすばらしいだけに残念な欠点だと思う。

★董卓
強欲で残虐な董卓の部下になりたいとは思えない。
常に顔色を窺っていないと自分が殺されるため、絶対に近付きたくないタイプである。

★袁術
偏屈で疑い深い。
人徳ゼロの上司など関わるだけ時間の無駄。
偽皇帝として悪人扱いされる男の部下になると、悪い行いに巻き込まれてしまうのも問題だ。

★禰衡
人物はおもしろいのだが、いきなり何を言い出すか分からないところは上司として、どうかと思う。
場所を考えずに人の悪口を言う様は傍から見ていると怖くてたまらない。
一緒にいると自分まで変人だと思われそうなので名を挙げさせてもらった。

★曹丕
冷酷で狭量な性格は人の上に立つ者にふさわしくない。
こんな上司がいると心が落ち着かない。

★呂布
鬼神の如き剛勇を間近で見られるという大きな特典があるものの、激烈な気性が困りもので付き合いきれない。

★潘璋
人を殺して物を盗む奴が上司になったら困る。
こういう奴にかぎって己の罪を他人になすりつけるので、本当に性質が悪い。

★何晏
ナルシストなので、ついていけん。
一緒にいると疲れるだろう。

★楊儀
陰湿でねちっこい奴なので、部下になりたいとは思えない。
毎日、細かいことでしつこくされたら精神を病んでしまうだろう。

★劉禅
怠け者が上司では困る。
尻拭いの日々を送ることになるのは目に見えており、仕事が苦痛になってしまう。

★終わりに
いかがだろうか。貴殿の予想した武将はいただろうか?
尚、孫晧は董卓と被るので、除外させてもらった。
今日も多くのサラリーマンが本記事で名を挙げた武将のような上司に泣かされているだろう。
本記事で名を挙げた武将と現代の駄目上司は↓この本を読むべきである。
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