
封神演義の主人公・姜子牙はあの天才軍師・太公望こと呂尚がモデルになっているが、原作では弱いだの脇役の方が個性的で人気が高いだのといったさんざんな扱いである。
本記事は主人公とは思えないほど無個性で、陰に隠れがちな姜子牙について解説したものである。
★太公望と呼ばれる逸材
太公が望む者であることから「太公望」と呼ばれる。
太公望に関して詳しくは↓こちらを参照してほしい。
★実在した呂尚との違い
本作の姜子牙は道術を体得しており、それを使って戦う場面がある。
単なる釣り好きというわけではないのだ。
★作中での活躍度
主人公であるものの、あまり強くはなく、戦う場面が少ない。
周軍の司令官という立場上、他のキャラクターに出陣命令を下すことが多い。
部下からは慕われているものの、個性がなく、黄飛虎や那吒に出番を食われまくっている。
味方のキャラの方が戦闘力が高く、個性が強いため、「こんなに弱い奴が主人公?」と首を傾げたくなることも少なくない。
だが、これは古代中国を舞台にした物語ではよくあることで、本作以外にも「西遊記」の三蔵や水滸伝の宋江にもあてはまっている。
封神演義の場合、姜子牙の元になった人物が武将ではないので、強さを求めることに無理があるのだ。
★史実と原作では老人、PS版は若者
呂尚は老人であり、それに倣った姜子牙もまた高齢である。
だが、プレステ版封神演義では若者であり、↓このような外見の持ち主として描かれている。

★終わりに
実在した人物を主人公に据え、奇想天外でド迫力の妖術バトルが繰り広げられる。
まるで、ゲームや漫画のようなバトルシーンの連続は見応えたっぷりである。
これから、読んでみようという人がおもしろいと思うことは間違いない。
必ずはまってやみつきになるであろう。
それくらい広大なスケールの名作なのだ。
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