
名古屋市内の某百貨店内で開催された中国史の展示イベントで買ってきた物を紹介する。
入手したのは7年ほど前だった気がする(この記事を書いたのは令和3年)。
三国志で蜀が大好きな俺にとって究極のお買い得商品であった。
↓こちらがその時に入手した「信義の武神・関羽の銅像」である。
★万人敵
これを見ている人はかなりのマニアだと思うので、説明は不要であろう(商品レビューで「説明不要」などと言う奴がいるとは・・・)。
関羽本人は勿論、赤兎馬と青龍偃月刀もかっこいい。
これを手に入れた俺は本当に幸運だった。
その時に7000円くらいで買えたのも幸運だと思う。
関羽の並外れた武勇については、あの孔明が「五虎将軍で随一」と讃えているほどの並外れたものであり、張飛とともに万人敵(関羽と張飛は一人で1万人に匹敵する、という意味で、魏の荀彧・程昱の言である)と呼ばれて怖れられた、といわれている。
★信義一筋の生き様
関羽が神として崇められるようになったのは信義に篤い生き様が商売に必要な「誠実さ」に通じるからだという。
その誠実さを以下に述べる。
①劉備と張飛の二人に出会った時に「死ぬときは同じ」という誓い(桃園の誓い、という)をたてた。
②劉備の家族を守るために曹操の軍門に下った際に「劉備の居場所が分かったら会いに行ってもいい」という条件を出したものの、曹操に手厚く歓待されたので、その恩を返すために戦場で手柄を立ててから立ち去ったのは、まさに信義を重んじる漢の生き様といえよう。
③曹操を見逃した。
赤壁の戦いにおいて大敗を喫し、命からがら逃げのびてきた曹操を迎え撃った際に、昔日の恩義を忘れられず、わざと見逃した。

★インテリアとしての関羽
凛々しい表情に、細部までしっかりと彫られた迫力のある姿は気品さえ感じる存在感である。
銅製であるため、持つとずっしりとした重量感も感じられる。
中華街でもよく見かける関羽の像だが、この銅像のように神の名にふさわしいきりっとした表情、作りのものは案外探すと意外と見つからない。
オリエンタルな置物として、部屋もしくは店頭で飾ってみることをおすすめしたい。
青龍偃月刀は取り外し可能である。
★終わりに
漢とは単に戦に強いだけの者ではない。
ひとりの人間として振る舞う姿が優れている者を漢というのだ。
そう、この関羽のように――――。

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