
そうめんの大御所「三輪そうめん池利」の名が天下に轟いている。
そうめん発祥の地「三輪の里」で創業160有余年の老舗といわれる同店は「そうめんフリーク」の人達からリピーターを続出させており、ベストギフトアワード受賞という快挙も成し遂げている。
同店の商品は、吟味を重ねた「池利オリジナル小麦」を使用し、伝統手延製法により一筋一筋丁寧に手延べしているという。
本記事ではギフト、家庭用と幅広く多くの人に愛される手延三輪そうめんについて述べていこうと思う。
★三輪そうめんとは?
奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺(そうめん)で、特産品となっている。三輪地方はそうめん発祥の地とも言われる。
★三輪そうめん池利の歴史
池利の創業は江戸時代の嘉永3年(1850年)である。
以来、奈良県桜井市三輪の地で、代々受け継がれてきた手延べの技を守り続けている。
同社は県内一円、県外と商圏を広げ、昭和4年(1929)には現在も販売されている三色素麺(玉子素麺、薄茶素麺)が誕生した。
昭和55年(1980)には「三輪に来られる方においしい三輪そうめんを食べていただきたい」という想いから直営の三輪素麺茶屋「千寿亭」を開設した。
★手延べそうめん
JAS(日本農林規格)の定義で「手延べ干しめんとは、小麦粉に食塩、水等を加えて練り合わせた後、食用植物油又はでん粉を塗付してよりをかけながら順次引き延ばしてめんとし、乾燥したものであって、小引(こび)き工程又は門干(かどぼ)し工程においてめん線を引き延ばす行為を手作業によって行い、かつ、これらの工程において、一定期間以上の熟成が行われたもの」とされている。
★そうめん紹介
ここで三輪そうめん池利の美味しいそうめんを2点紹介したい。
手延べそうめんとしづの緒環である。
欲しい人は画像をクリックしてほしい。
手延べ三輪そうめん蔵囲 30束(約20人前)
細麺ならではの爽快な喉ごしの良さ、小麦の豊かな風味を楽しめる「蔵囲」。
そうめん好きの人からリピート購入の多い人気商品。
木箱入りなので、自宅用はもちろん、季節の贈り物にも使用可能。
お値段は2760円。
しづの緒環 20束(約13人前)
贈り物として人気の高級三輪そうめん「しづの緒環」に、求めやすい量と価格の家庭用が登場した。
専用の熟成庫で1年以上寝かせた、老舗でしか味わえない「涸品(ひね)」の味を楽しもう。
お値段は3888円。
★終わりに
伝統ある製法とそれに携わる人々の心によってつくられた豊かな風味が味わう人を満足させる。
そうめんを通じて伝わる古来からの和の心をいつまでも忘れないように心がけたい。
公式サイトは↓こちら。