親に向いてない奴が結婚しなければならない、という風潮に流されて家庭を持ったことがネグレクトをはじめとする虐待の根本的要因だ。
昭和の時代には、お見合いが多く、親せきや両親によって結婚させられたため、子供との向き合い方を知らない者が親になってしまった。
世間体を気にした結果が毒親誕生の理由である。
本記事では、毒親による児童虐待が行われる理由について解説している。
毒親について知りたい人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
★親が体面を気にする
近所からどう見られるかを常に気にしている親は子供の行動を抑圧する。
子供が泣いた時に自分が恥をかいたと思い込んでおり、叱りつけて黙らせようとするからだ。
当然、子供は怒鳴られたことで委縮し、さらに大きな声で鳴き続ける。
これでは何の解決にもなっておらず、いじめだと思われるだけなのだ。
この傾向性は、母親に多く見られ、親も幼少の頃に同じことをされている。
特に、女性は母親の影響を受けやすいため、自身も体面が気になるのである。
こうして、子供に対して昔の自分がされたことを行い、外面を保つのだ。
★学歴主義
子供の学歴や成績にうるさすぎるのも毒親の特徴だ。
期末試験や受験に口を出し、感情的になって喚き続ける。
子供のやる気を削いでしまい、かえって成績を下げる原因となるのだ。
★親が自分にしか興味がない
子供の教育よりも自分のファッションや趣味に対する関心の方が強いと毒親になってしまう。
自分の楽しみにばかり金と時間をかけ、子供は小遣いが少なく、放置状態では「育児放棄」といわざるを得ない。
これがきっかけとなって、将来子供に報復されるのは間違いないのだ。
★親が大酒飲み及びヘビースモーカー
親が泥酔し、煙草の煙を充満させるのは子供にとって地獄である。
それらは大人ですら耐え難い人がいるので、子供にとっては猶更苦痛といえよう。
また、酔っ払ってろれつが回らない状態で暴言を吐きまくり、受動喫煙の被害に遭わされるなど常軌を逸している。
この行動を取る親は粗暴で子供に実力行使をするため、大変危険な存在だ。
こんなゴミみたいな奴も毒親といえるのだ。
★話を聞かない奴
子供の話を遮ったり、話そのものを聞こうとせずに追い払う奴も毒親である。
こういう親は心に余裕がなく、生活そのものも追い込まれている。
貧乏暇なしになることで、その日を生きることだけで精一杯になり、子供と話す暇がないのが原因だ。
★口うるさく感情的な奴
細かいことでやかましく、何かにつけて口出しせずにはいられないのが親の常である。
しかし、これも子供の自由を阻害する行為だ。
自分の意思や考えで行動したことを頭ごなしに否定される様は、いじめそのものだ。
教育という大義名分のもと、負の感情をぶつけられてしまってはたまったものではない。
このように口の挟みすぎも毒親の特徴だ。
★終わりに
毒親による虐待が、なぜ行われるのかについて述べたがあてはまっている奴が身近にいるだろうか?
もし、いた場合、児童相談所に助けを求めるのが得策だ。
我慢していてもいいことはないため、一刻も早く第三者の力を借りようではないか。
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