労働環境が劣悪で人間を道具扱いする会社から脱出したい人に朗報!!
ブラック企業を安全に辞められる方法を紹介しよう。
辞める際にしなければならないことや最後の手段について述べているので、自社がブラックという人は、ぜひ本記事を最後まで読んでほしい。
人を人とも思わない地獄のような環境から無事に脱出できることは間違いないのだ。
ちなみに、やめるべきはこんな会社である。
目次
★安全に辞められる方法
ブラック企業が相手とはいえ、会社ともめごとにならずに辞めるのが社会人としてあるべき姿だ。
また、辞めると決めた際にやっておくべきこともあるので、安心して辞めるために必要な事柄を以下で紹介する。
就業規則を確認する
就業規則で退職を申し出るタイミングについて定められていることがあるため、それを確認し、問題がないようにしよう。
法律(民法)では、雇用期間が決まっていない場合、2週間前までに退職を申し出れば会社を退職できるとされている。
雇用期間が決まっているケースでも、やむを得ない事情があるか、契約終了の期限が未定の状態で5年を経過すれば退職が可能だ。
法律による規定とは別に、就業規則で独自のルールを設けている企業は少なくない。
就業規則では一般的に、退職の1~3ヶ月前までに申し出るように規定されている。
2週間前までに申告すれば法的に問題ないとはいえ、就業規則に従うのが無難である。
残りの有休休暇がどのくらいあるか?
有給休暇の残りがどのくらいか知っておき、消化してから退職するべきである。
給料が発生し、収入が得られるうちに次の仕事を探すのだ。
もらえる物はもらっておかないと損をするため、有休を使いきってから退職しよう。
会社によっては就業規則で有休の買取について規定しているケースもある。
有休を取得する暇がない場合は、買い取ってもらう選択肢も視野に入れよう。
引き止めに応じない
ブラック企業の場合、やめたいというと、強引な手段で引き止められる。
考え直してほしいと頼む立場でありながら「お前はどこに行っても通用しない」だの「会社を裏切る気か」などと命令口調で強迫じみた言葉を吐きまくる。
こんな会社で働く価値はない。
離職率の高さから人手不足に陥っていることが無茶な引き止めの原因なのだが、相手は従業員を家畜だと思っているので頼み方が悪すぎる。
絶対に応じてはならない。
地獄に逆戻りすることになるため、強い意志をもってやめることを宣言しよう。
繁忙期を避けること
会社が繁忙期を迎えた時に退職の話をすると、忙しさのあまり話をしっかり聞いてもらえない。
これでは手続きが進まず、やめることができなくなってしまう。
また、印象が悪くなり、会社に迷惑をかけることになる。
ブラック企業が相手とはいえ、相手も人であるため、人道的な問題でトラブルを起こさないようにしなければならないのだ。
業務の引継ぎをすませる
退職の3日前を目安に、これまで自分が担っていた業務の引き継ぎ作業を終わらせる必要がある。
引き継ぎをせずに退職すると、業務が途切れて会社や取引先に迷惑をかけてしまうおそれがある。
スムーズな退職のためにも、引き継ぎ作業は大切だ。
引き継ぎの際には、担当業務の段取りや注意点・進捗状況を書類にまとめておき、業務の遂行に必要な書類の保管場所も記載しておくといい。
書類にまとめるのはもちろん、業務を引き継ぐ社員には口頭でも伝えておこう。
貸与物を返却する
最終日には、必ず貸与物を返却しよう。
誤ってパソコンや重要書類を持ち出してしまうと、大きなトラブルに発展しかねない。
貸与物というとパソコンや社員証・制服以外にも会社で発行した名刺や経費で購入したペン・メモ帳などの事務用品も会社に返却する必要がある。
社会保険証も返却し忘れないように注意が必要だ。
あらかじめ返却物のリストを作っておくと、返却の漏れがないのだ。
内容証明で退職届を送付する
内容証明郵便とは「いつ・誰が・誰に・どのような内容の郵便を送付したか証明できる」ものだ。
内容証明郵便を使えば、退職の意思表示をした日を確実に証明できるため、受け取っていないと偽られるといったケースを回避できる。
相手がブラック企業の場合、とぼけられることがあるが、内容証明さえあれば誤魔化しがきかないのでおすすめの方法である。
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