
うちの子供は数学の成績が悪すぎる、という親御さんに朗報!!
本記事では「なぜ、子供さんが数学を苦手としている」のかを解説している。
最後まで読めば悩みを一撃で解決だ!!
数学は受験や大学での必須科目なっていることから克服せずに逃げ続けるのは悪手といえる。
子供さんが数学を嫌っている原因を知りたい人は、ぜひ最後まで読んでほしい。
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目次
★親が感情的になって教える
親が感情的になり、「なぜ、こんなことが分からんのだ!!と怒鳴って教えていると、子供にとってトラウマになってしまい、脳が委縮する。
数学の理解どころか人格の形成に悪影響が出てしまい、子供の方が体力的に強くなった時に親に手を挙げる原因となる。
親と子供は別の人間なので、親が苦も無く理解できたからといって子供も楽勝だとは限らないのだ。
★教科書に命令されるのがむかつく
数学の文章題は命令口調で書かれているため、それが気になる子供は「次の問いに答えよ」などと言われると腹を立てる。
頭に血が昇っているので、論理的思考ができず、解法を見つけられない。
文章の書き方が原因で数学そのものが嫌悪の対象となってしまい、苦手教科として挙げられるのだ。

★積み重ねの教科であること
数学は「前に習ったことを使って新しいことを学ぶ」ため、理解できてないところがあると行き詰ってしまう。
算数の時点で分かっていないことも多く、そこまで戻って学習しなければならない。
苦手な子は諦めてしまうことも多く、戻ってやり直すことを面倒だと思い、放置してしまうのである。
★生活で使わないと思っている
日常生活の場で数式や関数を使うことはない。
そのため、数学が嫌いな子は自分の生活に必要ないと思っている。
方程式を知らなくても生きていくことができ、面積の求め方を理解しなくても死ぬことはないので、そんなものを勉強するくらいなら、その時間を使って遊びたい。
子供の心理状態はこういうものである。
数学には知らないと命に係わる要素が存在しないことが学習意欲を減少させる。
数学なんかできなくてもいいや、という子がいるのはその考えを持つ子の生活に何の影響もないことが挙げられるのである。

★担当教師が嫌い
数学教師は理系人間にありがちな偏屈で気難しい奴が多い。
そのため、子供はキモいと思われており、授業内容が頭に入らない。
また、数学教師は尊大な態度なので、話を聞いていると眠くなってしまう。
上記のような理系の嫌な部分を受け入れがたいのが数学嫌いを増やしているのだ。
★問題文の本題と関係ないことが気になる
数学の文章題でよくありがちな「弟が先に家を出て〇〇分後に兄が忘れ物を届けに行くと追いつくのは何分後か?」という問いに対し、「家を出る前に持ち物を確認しないから、こんな問題を解かねばならんのだ!!」と腹を立てる。
本題と無関係な枝葉の部分に反応するタイプの子は数学を嫌いになりやすいのだ。
★文系脳である
子供の気質が文系寄りだと数学を嫌いになりやすい。
文系教科は決まった答えがなく、比較的自由な発想で取り組めるため、回答が1つしかない数学は堅苦しい気がしてやりたくなくなってしまう。
文系にとって数学は「人を型にはめる凶器」に見えるのである。

★むかつく教師の担当が数学
生徒にウザいと思われている教師の担当が数学だった場合、授業内容もうっとうしくなってしまう。
嫌われているのがたまたま数学教師だったというだけで、数学には何の落ち度もないのだが、子供というものは非常に残酷である。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、とばかりに数学も憎悪の対象となる。
あくまで人間性や子供との相性の問題であり、数学に罪はない。
ところが、それを理解できない奴がいるのだ。
教師の悪評が数学まで罪人扱いされるケースが数学嫌いを増やすのである。
★終わりに
数学嫌いは授業内容と直接関係ないことが原因となっている。
上記で挙げた問題点以外にも「部活で疲れているのに、あんなややこしい話を聞いてられるか!!」というものもあり、数学を理解できるようにするためには子供の周囲にある「面倒な要素」を取り除く必要がある。
こうしないと、どんな優秀な家庭教師やレベルの高い塾の存在も時間と金の無駄になってしまう。
数学は子供にとってむかつく要素たっぷりの教科なので、親の権力で無理矢理やらせるなどということがあってはならないのだ。